Apple IDの不正ログイン!クレジットカードを5万円 不正使用された話~後編~
こんにちは!あいのんです。
今回は、Apple IDの不正ログイン被害に遭った体験談の続きを紹介しようと思います。
前回のまとめ
Appleの不正ログイン被害が発覚し、私のクレジットカードを使ってゲームアプリの課金やらギフト送金などがされてしまいました。
Appleのサポートセンターに連絡をしたところ、全額返金できるかどうか分からないと言われ、調査の結果の連絡を待つことに。
着信がこない
当日か、翌日の夜に電話にて結果の連絡があるとのことでした。
不安で一杯でしたが、過去に同じような被害に遭われた方の体験談を見ると全額返金された方が多かったので、私も返して貰えるはずだと自分に言い聞かせました。
着信があったらいけないので夕飯を急いでとり、友人との食事の予定も延期にして貰いました。
電話に集中出来るよう万全の体制で待っていましたが、結局当日も翌日も着信はありませんでした。
不安で落ち着かなかったので購入履歴を何気なく再確認すると、一部の履歴のステータスが「返金済み」になっていました!
少しでも進展していることが確認出来たので、安堵のため息が出ました。
次の日もまっすぐ家に帰って、いつでも電話に出られるように待機しました。
この日も結局、着信は無かったのですが、担当の方からメールが届いていました。
少し緊張を感じつつメールを開くと、調査に時間がかかっており連絡が遅れる旨が書いてありました。
3日~7日以内には連絡をするとも書いてありました。
しょうがないとはいえ、宙ぶらりんの状態で不安な夜をまた過ごさなければなりません。
少しがっかりした気持ちになりました。
履歴が少しずつ変わっていく
電話はありませんでしたが、その間履歴のステータスの「返金済み」の文字が私の不安をだいぶ軽減させてくれました。
きっと、担当の方も頑張ってくれているんだ。信じて、待とう。そう思えました。
そうして、毎日履歴を確認していると、少しずつ「返金済み」の文字が増えて行きました。
「返金済み」の文字が増えるたびに、返して貰えるお金が増えるような感じがして、励みになりました。
Appleから結果の連絡
「返金済み」になっていない履歴もあと少しになった頃、発覚から4日目の夕方に着信がありました。
しかし、この時ちょうど出かけていて電話に出られなくて、留守番電話にメッセージが残っていました。
1時間以内に、また電話をかけ直してくれる旨が録音されていました。
全額返金されるかどうかまだ分からないので、少し緊張しました。
しかし、やっとこのトラブルから解放されるという気持ちもあり
急いで家に帰り電話に出られる体制を整えました。
しかし、1時間経っても電話はありませんでした。
2時間経ち、それでも私のスマホは静かにテーブルに横たわっています。
一刻も早く、このトラブルから解放されたい…ここ数日の心労はなかなかのものでした
Appleのサポートセンターは21時までと聞いていたので、こちらからかけ直そうかと迷っていると、ようやく電話が鳴りました。
21時10分前でした。
まず、連絡までに時間がかかったことを謝罪されました。
課金や、ギフトなど複数の手口で不正使用を働いたため、返金の手続きも複雑になってしまったようです。
ですが、合わせて「全額返金できます」との言葉をいただきました。
安堵と喜びが私の心を躍らせました。
私は素直に、ご尽力いただいたことに対するお礼を言いました。
「良かったです」と担当の方も一緒に喜んで下さいました。
ただし、クレジットカード会社に使用した情報が送られているため、返金の手続きは何度かに分けてされるかもしれないとのことでした。
Appleからクレジットカード会社への手続きは終わっているものの、クレジットカード会社での手続きのタイミングはその会社によるみたいです。
一時的に引き落としがされていたとしても支払える金額でまだ良かったです。
クレジットカードの明細を一つひとつ見て計算しながら、本当に全額対象なのかの確認を担当の方としました。
結果、全額返して貰えることが分かってホッと一安心です。
この電話から、3~4日ほどでクレジットカードの明細から請求も無事に消えていきました。
直接の原因については分からないみたいですが、運送会社や大手ショッピングサイトのメールに見せかけた巧妙なフィッシング詐欺などが最近は多いようです。
身に覚えがなくとも、知らない間に個人情報やパスワードなどが抜き取られることもあるようなので、用心しなければならないと感じました。
私も知らない間にうっかりクリックしてしまっていたのかもしれません。
私の友人も、運送会社のメールに見せかけたフィッシング詐欺に引っ掛かり、金銭的なトラブルは無かったものの知らない番号からの着信が頻繁にくるようになり怖かったと言っていました。
犯人はどうなるの?
私を不安に陥れた犯人がどうなるのか、聞いてみました。
「サポートセンターから事案があった報告はするが、犯人の調査については別の部署でされていて、その後のことは教えて貰えないので分からない。不正に課金したアプリのアカウント等から追跡して、何らかの働きかけはされるとは思う」
とのお答えでした。
憎き犯人が逮捕されていることを祈るばかりです。
最後に
結局クレジットカードの不正使用も他にないようで良かったです。
幸い、早くに気が付いて対応出来たので良かったと思います。
今回のことでネット犯罪は身近にあるものなんだと強く実感しました。
そして、こういう犯罪は後を絶たないと聞きます。
犯行の手口も日々進化しています。
皆さんも、他人事と思わず用心下さいませ(><)