なぜか遅刻したりギリギリになる心理とは。遅刻ギリギリを防ぐ3つの方法
こんにちは!あいのんです。
仕事の日は以前紹介した時短テクにより遅刻はないのですが、休日に友達と会う時って早めに起きてもなぜかいつもギリギリに…たまに遅刻もしてしまいます。
それは、一体何故なのか。研究によると、それは人間の特性によるものだそう。
遅刻の原因と遅刻を防ぐ方法を調べてみました。
原因その1「同時に複数のことをし過ぎている」
複数のことを同時進行すると、時間の経つのが早くなりどんどん遅れてしまうことに。
また、複数のことを同時進行すると時間通りに準備が進められているのか、必要なことをやっているかどうかの認識をすることが難しくなります。
原因その2「体内時計が動いていない」
マサチューセッツ大学アマースト校の心理学・脳科学教授、スーザン・クラウス・ホワイトボーン氏によると
人間が本来持っている体内時計は、時間を管理するのに役立つ。しかし、いつも遅刻している人は体内時計にズレが生じているという。
2016年の研究によると、よく遅刻をする人は「時間ベースの展望記憶」(TBPM)が起因している可能性があることが分かった。
「時間ベースの展望記憶」とは、時間をきっかけに引き起こされる記憶の機能のことで
毎日6時になると、金魚に餌をやることを思い出す、などといったことです。
タイムプレッシャーマネジメント
では、どうすればギリギリになったり遅刻をしなくなるのかと調べてみると「タイムプレッシャーマネジメント」という言葉に辿り着きました。
タイムプレッシャーマネージメントは、自身の情報法処理の遅れと課題遂行においての関係性についての気づきを促す手法です。
まず最初に、 自分は時間管理が苦手で、ある程度の準備をしないと目標を達成できない。要領が良くないことを自覚することが必要です。
そして、目の前にある課題からタイムプレッシャーとなりうる要因を見つけ出し、回避することを促しています。
複数のことを同時進行することは、タイムプレッシャーにあたりますね。
そして課題を早くこなし、不測の事態にも備えて、もしもや万が一のことも考えるというものです。
それでは、ある日の私の準備の様子を紹介してみたいと思います。
ある日の休日…
早く起きた事に安心して、準備が終わって出掛けるまでの時間に「あれこれしよう」という事を考える。
めっちゃ余裕があります。この時点では。
情報処理が遅いことを自覚していないんですね。
のんびりメイクしてると、あっという間に時間がギリギリな事に気づく。
メイクの同時進行をして時間が早く経ち、さらに体内時計がきちんと働いていないのですね。
「え、なんで?うそやろ?」って毎回言っています。
もうアレヤコレヤする余裕なんてあるはずもなく、急いで「簡単で可愛いヘアアレンジ」をネット検索。
必死。もう必死。
5分で出来る、とかコテ不要、とかそういうやつを探します。
これやと決めて、急いでトライ。
可愛い髪型目指して全神経を集中。
出来上がって鏡で確認すると、ナンジャコレ。
ふんわり感ゼロ、無駄なまとまり。壊滅的ダサさ、不器用の生み出せる限界を知る。
自分が不器用なゆえに起こる失敗を想定しておらず、妨害に備えていないことが分かりますね。
結局、いつものひっつめ頭でダッシュ。
結局、タイムプレッシャーマネジメントが出来ていないせいで時間に余裕がなくなり、ヘアアレンジもできず準備もままなりませんでした。
遅刻をしないようにするには
3つにまとめると
・情報処理が遅いことを自覚する
・タイムプレッシャーを避ける方法を確立する
・妨害があっても課題達成できるように備える
自分は準備に時間がかかったり手間取ったりすることを自覚する。そして、準備の同時進行などを避けて、万が一のことが起こっても大丈夫なように備える。
これぐらいで大丈夫かな、と思った時間に準備し始めるよりも、もっともっと早くに起きて準備しろよってことですね。
いやいや、分かっているけどなかなか出来ない。それが出来ないから遅刻するんだよ~って言いたいところですが。
スーザン・クラウス・ホワイトボーン氏はこうも述べています。
「いつも自分が遅れることを感じていると、ストレスレベルが上がります。これはあなたの健康にとっても最悪です。だから無理だと思っても努力して変わりましょう」と。
相手のためにも自分のためにも、余裕のある行動を心がけていきましょう~!
いつもぎりぎりアウトの人が身につけるべき 遅れない技術 (アスカビジネス)