おもしろ過ぎる!ゴールデンカムイの感想とアイヌの文化の話
こんにちは!あいのんです。
最近ゴールデンカムイを読んでハマり、アイヌの文化にも興味を持つようになりました。
ゴールデンカムイの感想やキャラの魅力、アイヌの文化などを今回は語りたいと思います。
- ゴールデンカムイのあらすじ
- 幅広い要素があり飽きさせない
- アイヌの文化が学べる
- 物語によく登場するオソマ
- あいのん的ゴールデンカムイイケメンキャラランキングトップ3
- 好きなギャグシーントップ3※内容のネタバレあり
- ヨシダナギさんがアイヌの人々を撮った写真がかっこいい!
- さいごに
ゴールデンカムイのあらすじ
『不死身の杉元』日露戦争での鬼神の如き武功から、そう謳われた兵士は、ある目的の為に大金を欲し、かつてゴールドラッシュに沸いた北海道へ足を踏み入れる。そこにはアイヌが隠した莫大な埋蔵金への手掛かりが!? 立ち塞がる圧倒的な大自然と凶悪な死刑囚。そして、アイヌの少女、エゾ狼との出逢い。『黄金を巡る生存競争』開幕ッ!!!!
(内容紹介より)
幅広い要素があり飽きさせない
ザックリしたストーリーは刺青人皮を集めて失われた金塊を探す、というミステリー要素のあるアクション漫画になると思うのですが、ゴールデンカムイはそれだけではありません。
グルメ、ギャグ、軽いホラーなど様々な要素が含まれています。
特にギャグ要素が面白く、作者さんのセンスをバリバリ感じます。
一気読みしても疲れず、飽きさせません。
シリアスに進むと思われていた展開が急にギャグ展開に変わったり、それがまためっちゃ面白かったりします。
良い予想の裏切られ方だと思いましたね。
シリアスなテーマではありますが、テンポよく楽しく読み進められるのが一番好きなポイントですね。
年齢を重ねると漫画読むのも疲れることがありますが、ゴールデンカムイは短い期間に一気読みしちゃいました。
普段アクション系の漫画をあまり読まない女子にもオススメですよ。
アイヌの文化が学べる
漫画の内容は勿論面白いのですが、北海道が舞台でアイヌ民族のキャラクターも沢山登場するので、アイヌの文化も勉強できます。
美味しいときに言う「ヒンナ」は、アイヌ人の女の子のキャラクター、アシリパさんが何度も言うので自然と覚えました。
北海道の地名もそうですが、ラッコやトナカイ、シシャモもアイヌ語だということには驚きました。
身近な言葉にも実はアイヌ語が使われているんですね。
物語によく登場するオソマ
オソマは、アイヌ語でうんこのことです。
アシリパは、最初杉元が持っている味噌を見て「オソマ」だと思います。
オソマを食べている!と最初は嫌がっていたのですが、食べてみると虜になります。
「杉元のオソマがいい!」というセリフまで飛び出しちゃうぐらいです。
さらに、物語にはアシリパさんのいとこの女の子が登場するのですが、その子の名前がなんとオソマちゃんです。
このオソマちゃん、太い眉毛と子供らしい振舞いがめっちゃかわいいのですが、なぜそんな名前で呼ばれているのでしょうか。
それは、アイヌでは赤ん坊に病魔が近寄らないように汚い名前を付けて呼ぶからです。
「糞の塊」「屁をする人」「臭く育つ」なんていう名前まであるとか!
6歳ぐらいになって性格が出てきたり起こした行動にちなんで、ちゃんとしたした名前をつけるようです。
あいのん的ゴールデンカムイイケメンキャラランキングトップ3
3位 キロランケ
ワイルドアイヌ系ロン毛男子です。ワイルド系好きな女子はたまらんと思うわ。
奥さんがポッチャリ系なところも好感度大。
2位 土方歳三(特に若い頃)
かっこいい・・!強くて頭もキレるイケメンおじいさま。
※イラストでは髪短いように見えますが、本当はもっとロン毛です
若い頃のシーンが度々登場しますが、本当にいい男っぷり。とうらぶや薄桜鬼などオタク女子には馴染みある新撰組メンバーとあって、2位にランクイン。
審神者の皆さん、兼さん(和泉守兼定)もばっちり出てくるよ。
1位 鯉登少尉
サーカスで類稀なる才能を発揮し、その芸で婦女子を興奮させた美男子です。
登場した婦女子たちと同じくウインクにやられた!あと自信たっぷりで、ちょっと天然なところもカワイイ(*´꒳`*)
上司の鶴見中尉の大ファンだったり、興奮するとキエエエエエ(猿叫)と奇声を発したり、薩摩弁でまくし立てるところがギャップ萌えであります!よき!!
ちなみに人気投票によると、主人公の杉元、尾形、月島軍曹がトップ3でした。
好きなギャグシーントップ3※内容のネタバレあり
3位:ムッワァァァァ
夫婦二人のときしか食べてはいけないというルールがあるほど、ものすごい性欲増進効果のラッコ鍋。
そんなラッコ鍋を男達が集まってみんなで食べてしまいます。
元マタギの谷垣さん始め、ムッワアアアア…とフェロモンを噴出させる面々。そして相撲を取ろうと言う杉元。
これは何の漫画だっけ…?と思わざるを得ない展開でした。笑
作者の野田サトルさんは変態なんでしょうか。(いい意味で)
2位:少女団
元マタギの谷垣さんが、サーカスの少女団でお遊戯を任されるけど上手く踊れず、厳しいコーチに怒られ「自分は少女団のお荷物です…」とメソメソ泣いちゃいます。
エッ!?このガチムチ男が少女団?!って思ったけど、本気で取り組む谷垣さんが可愛らしくってギャップに笑える!
最後は先輩や仲間の少女達とも絆を深め、お遊戯を成功させます。
ゴールデンカムイのヒロインとまで言われる谷垣さんのギャグっぷりは毎回最高ですね。
1位:親分と姫
若山輝一郎と仲沢達弥のヤクザコンビに殺されかけますが、熊が三体登場する事でVS熊に変わります。
彼らは実は恋人同士で、仲沢は若山親分が男娼を買ったことに嫉妬して仕事の邪魔をします。
痴話喧嘩を見せつけられたところでもう爆笑だったのですが、
終盤で、おやぶんは仲沢のことを「姫ー!」と呼んで助けに行きます。
姫て!!!
熊が出てきて緊迫感のあるシーンだったのですが、爆笑してしまいました。
ヨシダナギさんがアイヌの人々を撮った写真がかっこいい!
世界の少数民族を中心に撮影するフォトグラファー、ヨシダナギさん。
クレイジージャーニーでも有名ですよね。
そんな彼女の撮ったアイヌの人たちの写真がめちゃめちゃかっこよくて、感動しちゃいました!
写真展にもお邪魔してきましたが、本当に素敵でした。
伝統的なアットゥシ(着物)と、エゾ鹿の毛皮と、鮭靴を着用して撮影されたそうです。
ゴールデンカムイにも登場した鮭靴(鮭の皮で作る靴)は、川から鮭を取って作ってくださったそうですよ。
北海道、阿寒湖のアイヌコタンに行ってアイヌの文化に浸ってみたいです。
さいごに
アニメの方も、3期の製作が決定しているようでますます盛り上がりを見せていますね!
今後の展開にも期待ですね。
私のようにゴールデンカムイをきっかけに、アイヌの文化に興味をもつ人も多いと思います。
美しく素晴らしい文化なので、気になった方はアイヌの文化にもぜひ触れてみてください。
それではごきげんよう~!