オタク女子あいのんの恋愛話。ランカとアルトの出会い
こんにちは。
オタク女子あいのんです。
今回は、オタク女子あいのんが彼氏と出会った時の話を書こうと思います。
少しノロケも入っているかもしれませんw
- 大学デビューをせずにコスプレデビューをした
- マクロスF全盛期
- マクロスF大集合
- アルトのことが忘れられない
- メッセージを送るかどうか三日三晩悩む
- 社交辞令の応酬
- 夏目友人帳に懸けるこの想い
- 流星にまたがってあなたに急降下
- 困ったら、プロにおまかせ!
大学デビューをせずにコスプレデビューをした
大学デビューという言葉があるように、人生の中で華やかであるべき大学生時代に、私はウェイウェイ言うこともなく、ひっそりとコスプレデビューを果たしました。
衣装も売ってないものは自分で作ったりするほどハマって、バイト代はほとんどコスプレにつぎ込んでいました。
衣装(布)代やウイッグ代、カラコン、メイク道具と、今思えば かなりお金のかかる趣味です…
マクロスF全盛期
当時マクロスF(フロンティア)というアニメが流行っていて、イベントで見かけない日はないほどの人気ジャンルでした。
御多分に漏れず私もハマり、ヒロインであるランカ(右)とシェリル(左)のコスプレをしていました。
初めて1から作った衣装はランカのステージ衣装だったので、今でも思い入れのあるキャラです。
マクロスFは人気のジャンルなので「合わせ」という同じアニメのキャラが集まってグループで写真を撮ることも多く、誘われたり誘ったりしてコスプレイヤーの人脈も少し広がっていました。
マクロスF大集合
その日はランカのコスプレをして合わせに参加していました。
大きな会場だったので、その日は他のマクロスFグループも沢山見かけました。
撮影場所を求めてグループで歩いていると、ちょうど向こうからもマクロスFのグループが歩いて来る所で、偶然3グループのマクロスFの団体が集合しました。
お互い「おおーっ」となり、記念に全員で記念写真を撮ることになりました。
皆がぞろぞろ集まりだしたとき、中々こっちに来ないアルト(主人公の男の子)役の人に目が行きました。
遠目に見て、女性?男性?どっちだろうというのが第一印象でした。
アルトというキャラクターは見た目が中性的で、女形もこなす美形キャラクターです。
その人はまさにその設定通り、中性的で端正な顔立ちの人でした。
思わず、少し見とれてしまいました。
コスプレイヤーは女性が多いので、女性かな…?と思っていると、なんとその人は男性でした。
名刺交換の流れになったので、そのアルトともぜひ交換したかったのですが結局出来ず、すぐに解散することになりました。
アルトのことが忘れられない
帰った後も、アルトのことが何故かずっと頭に残っていました。
またイベント会場に行けば会えるかな…今度会ったらピン(一人)で写真を撮らせて貰いたいな。なんて思っていました。
後日、コスプレイヤーのSNSであの時の集合写真を頂けることになりました。
ばっちりあのアルトが写っていたので、少しニヤニヤしながら見ていました。
で、思いつきました。
そうだ。あのアルトもSNSやってるかもしれない。
写真をくれた人がアルトと同じグループの人だったので、その人に聞けば教えて貰えたかもしれませんが、何となく聞くのは躊躇われました。
どうにか、あの人を見つけ出すことは出来ないか…
写真をくれた人のフレンド登録リストを見ると、アルトらしき人を見つけました。
メッセージを送るかどうか三日三晩悩む
そのSNSには個別にメッセージを送る機能がありました。
友達になりたい…けど、ほぼ初対面でメッセージを送るのはどうだろうか。
あの時、私と同じランカをしていた子は3人以上いたし、きっと向こうは覚えてないだろう。
「誰?」と思って返事もくれないのでは…
でも、どうしてもアルトに繋がりたかった。
そこまで大好きなキャラクターでもなかったのに、ずっとあのアルトが頭から離れなかったのです。
三日三晩悩んだ末、私はアルトにメッセージを送ることにしました。
社交辞令の応酬
集合写真にいたランカだということ、素敵だったので今度イベントで会えたら写真を撮らせて欲しいというようなことを送りました。
ドキドキしながら返事を待つと、思ったより早く返事がきました。
返事の内容は
あの時はありがとう、またイベントでお会い出来ればこちらも写真を撮らせて欲しいです。
ということが丁寧な文章で書いてありました。
返事が来たのは嬉しかったものの、これ以上返事のしようがない社交辞令というか定型文のようなメッセージでした。
そりゃあそうですよね。こちらは特別に思っていても、アルトからしたら「そういえば、あの時いたかな」程度の人間です。
今後、彼の行くイベントにこちらも参加して少しずつ交流を深めていくしかない。
そう思う反面、私はすぐにまた会いたいと思っていました。
今思えば、もう好きになっていたんだと思います。
一目ぼれしてしまったんだと思います。
夏目友人帳に懸けるこの想い
その日は返事を送りませんでした。しかし、頭の中は相変わらずアルトで一杯でした。
あんまり送ったら迷惑に思われるだろうか。
でも、どうにかメッセージのやり取りを続けられないものか。
共通の話題はないものか。
アルトのプロフィールを見ていると、好きなアニメに「夏目友人帳」とありました。
私も一気に全話観るほどハマっていたアニメでした。夏目友人帳には、ニャンコ先生という猫のキャラクターがいます。
猫の手も借りたいとは、まさにこのこと。
「ニャンコ先生の力を借りよう」
しつこく送って迷惑に思われないかな。
しかし、このまま、その他大勢で終わってもいいのか。
「…猫の手を借してください。ニャンコ先生、頼む!」
葛藤はありましたが、翌日の夜、私は震える指でアルトに再びメッセージを送りました。
くだらないことで頼りにされてニャンコ先生も迷惑だったと思います。
昨日の返事の続きと、自分も夏目友人帳にハマっていることを伝えました。
すると、すぐに返事をくれて夏目友人帳の話で盛り上がりメッセージのやり取りをするようになりました。
流星にまたがってあなたに急降下
お互いオタクなので、好きなアニメの話や今度どんなコスプレをするとかの話が続きました。
しばらくやり取りが続くとSNSでのメッセージが携帯のメールに変わり、何度かコスプレ会場で会うことがありました。
自然と二人で会うようにもなり、ランカの代表曲「星間飛行」の歌詞のように『あなたに急降下』しました。
そしてメッセージから1か月ぐらいでお付き合いすることになりました。
趣味の話が出来て楽しいし、オタク活動にも理解があるので出会えて良かったと思っています。
アルトとはもうすぐ10年なので色々ありましたが
シェリルが現れて三角関係になることもなく、今でも仲良しですよ。
困ったら、プロにおまかせ!
私もそうですけど、オタクってコミュ障な人が多いし出会うのも中々大変。
もう困った時はプロに任せちゃいましょう。
私の友達も相手が見つからず苦労していたけど、登録して気の合う人と出会えて結婚も間近みたいですよ!