腐女子カーストの漫画に思うこと
こんにちは!あいのんです。
最近話題になっている「腐女子カースト~底辺同士のマウント合戦」の漫画が炎上して出版停止になった件で自分の思うことを書こうと思います。
私は腐女子ではないオタク女子なので、同人誌即売会に行ったことが無く薄い本とも無縁のオタク生活をして参りました。
なので、正直あまりピンときていなかったのですが、容姿に気を使わない腐女子をバカにしている感じは確かに伝わってきました。
人って似たもの同士がつるむ傾向にありますよね。ファッションしかり、思考然り。
好きな者同士で盛り上がるのはいいですが、その価値観を他の人にまで向けるのはちょっと違う気がします。
前声優さんのイベントに行ったときに、通りがかった人が物販の待機列を見て何気なく言った言葉がすごく頭に残っています。
「オタクで可愛い子見ると、なんでオタクしてるの?って思うわ」
と。私はすごく引っ掛かりました。
きっとその人にはオタク=可愛くないという偏見があったのでしょうね。
オタクは容姿に気を使っていない人、確かに多いと思います。
でもそれも一つの価値観です。女子だからって、いつも完璧にオシャレを決め込む必要はなし。
私も、普段はバッチリメイクをしません。
普段は目元だけメイクして、目から下はマスクで隠しています。
何故かと言うと、毎日ガッツリ化粧すると肌荒れするから。時間を睡眠に回したいから。
それも私の価値観です。
同じ趣味の同士だからといって、全ての価値観が同じという人はいません。
自分と同じ価値観じゃない人をバカにして優越感に浸って、お金を稼ぐなんて悲しいことだと思います。
今はオタクも市民権を得ましたが、オタクだからというだけでバカにされたりいじめられたりしたことが私にもありました。
もっと人に対して寛容に生きようよ、と思った次第です。
『みんなちがって、みんないい。』
(金子みすヾ)